2025年10月1日更新
株式会社プロシード(以下、「当社」といいます。)は、長期的な視野に立ち、健全な経営に徹するとともに、高い倫理観と良き企業市民意識を持ち、業務運営において、常にお客さま本位で考え抜き、お客さまに誠実かつ真摯に向き合っていくため、以下の方針を定めます。
Operation
お客さま本位の業務運営に係る方針
お客さま本位の業務運営に関する宣言
〜 Fiduciary Duty Declaration 〜
「私たちは一人でもより多くの人々に満足・安心・感動を与え、一番身近な保険代理店として地域社会の発展に貢献します。」を企業理念に置き、法令等を遵守し、高い企業倫理感とプロフェッショナルとしての意識を持ち「お客さま本位の業務運営方針(FD:Fiduciary Duty)」を宣言します。
方針1.お客さまの「最善の利益」の追求
(1)当社は、経営方針である「お客さまを第一に考えそのために行動する」ことをが、お客さまの「最善の利益」の提供に繋がるものと考えています。
<具体的な取組>
①お客さまが真に求める生命保険商品・損害保険商品を提供します。
②お客さまに対する長期に渡る責任を全うし続けるため、あらゆる業務運営において、法令等を遵守し、お客さま本位で行動する企業風土を醸成します。
③保険会社等が実施するお客さま満足度調査の向上に努めます。
④事業を通じて地域社会の安心安全や地球環境の保全に貢献します。
方針2.正確なニーズ把握と重要情報の提供
(1)お客さまとの情報の非対称性(売り手と買い手の知識・情報の差)を踏まえた最適な商品・サービスをご提供するための取組を推進します。
<具体的な取組>
①お客さまの保険その他金融商品に関する知識を踏まえ、加入目的、年齢、家族状況、財産の状況等を総合的に勘案して提案します。
②保険商品の内容や仕組みについては、お客さまに十分ご理解いただけるよう分かり易く説明し、お客さま一人ひとりのニーズに対応していることを確認します。
③市場リスクが存在する商品については、上記①②に加え、お客さまの投資経験等に照らし、最適と考えられる商品をお勧めするとともに、商品内容や仕組み、リスク等について適切な説明を行うように心がけます。
(2)募集時説明の再確認に加え、異動・解約、事故などへの迅速な対応をします。とりわけ高齢者や長期契約については、より丁寧なアフターフォローを実施します。
<具体的な取組>
①頻度や方法、対象顧客などの詳細は、別途定める社内基準に基づいて実施します。
②「大切な保険金・給付金を確実にお支払いする」を念頭に保険会社とも連携した丁寧で親身になった事故対応に努めます。
③事故時の急な代車需要に応えられる態勢を構築します。
方針3.お客さまから寄せられた声を業務運営に生かすための取組み
(1)「私たちはステークホルダーの声に真摯に耳を傾け改革、改善に努めます」を経営方針に、「お客さまの声」を起点にしたPDCAサイクルを実施することで業務運営の改善に努めます。
<具体的な取組>
①お客さまのご要望に誠実かつ迅速にお応えするとともに、「お客さまの声」を大切にし、学び、PDCAサイクルによる業務運営の改善に努めます。お褒めの声も積極的に集めます。
方針4.利益相反の適切な管理と手数料の明確化
(1)当社は、手数料の多寡やキャンペーンなどの理由により、特定の保険会社に偏ることなくお客さまのご要望に沿った最適な商品を推奨します。
<具体的な取組>
①お客さまへのご提案において、当社の利益がお客さまの利益を不当に害することのないよう利益相反を適切に管理し、お客さまの利益を優先します。
方針5.社員教育や資格取得の推進、社員の適切な動機付け
(1)当社は、「私たちはお互いの人格と意見を尊重しチームワークとして機能する組織運営をめざします」を経営方針に、当社社員があらゆる業務運営においてお客さま本位で行動していくための研修体制や人事評価、給与体系等の整備及び当方針の浸透に向けた取組を進めます。
<具体的な取組>
①研修の実施、「損害保険トータルプランナー」などの保険資格取得だけで無く、より正確なお客さまニーズの把握に向けたFPや宅建士などの周辺資格の取得推進に努めます。
②業務品質の向上にも繋がる人事評価、給与体系等の整備及び当方針の浸透に向けた取組を進めます。
<参考:金融庁指導原則との紐付け>⚫︎当社方針:前文/金融庁指導原則:原則1⚫︎当社方針:方針1/金融庁指導原則:原則2⚫︎当社方針:方針2/金融庁指導原則:原則5・6⚫︎当社方針:方針3/金融庁指導原則:原則6⚫︎当社方針:方針4/金融庁指導原則:原則3⚫︎当社方針:方針5/金融庁指導原則:原則7
お客さま本位の業務運営のためのKPI設定について
「お客さま本位の業務運営に関する宣言」に基づく取組に関する進捗状況について、定量的に把握し、その取り組みをより一層推進するため、成果指標(KPI※)を以下のとおり設定しました。(※Key Performance Indicatorの略、取組目標の達成度を評価するための重要業績評価指標のこと。)
| 確認ポイント | 目標値 |
| ①テレマティクス自動車保険の推進 | 付帯率35%以上 |
| ②自動車保険「継続率」 | 継続率95%以上 |
| ③生命保険「継続率」 | 24ヶ月以内92%・60ヶ月以内85% |
| ④お客さま満足度 | 90% |
| ⑤お客さまのアンケート「回収率」 | 5%以上 |
| ⑥資格取得の推進 ・損害保険トータルプランナー ・ファイナンシャルプランナー2級 ・行政書士 ・社会保険労務士 ・宅地建物取引士 ・認知症サポーター |
( )は現保有者 8名 8名 1名 1名 1名 10名 |
| ⑦内部監査実施回数 | 年1回以上(本支店対象) |
<FD宣言不採択理由の記載>
当社は、保険代理店業であるため、金融商品の組成を行うことはありません。また保険販売に関し、保険料以外の手数料を受領することはありません。そのため、金融庁指導原則4、原則5の注2・4、原則6の注1~4は非該当となります。また補充原則1~5も非該当です。
<宣言内容の見直し>
なお、本宣言は定期的に実施状況等を検証し改定を行います。
